【ブログ引越ししました。従来のブログは→ http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005 です】
320日目:2012年4月7日
321日目:2012年4月8日
322日目:2012年4月9日
323日目:2012年4月10日
毎朝散歩を楽しめる季節になりました。筋肉が回復し、症状的には改善されるのではないか、と期待しています。しかし、他方、大腸狭窄による便の停滞は必ずしも改善されていません。CTで見た狭窄部分の手前の大腸がぼこっと膨らんで飛び出ている異形から、いつ痛みが激しくなり、緊急人工肛門設置手術が必要になるかも分からない、という不安を覚えます。それでも、とりあえず、体を動かすことで、排便の際に使う筋肉も強化できるのではないか、という期待をもって、明日朝も散歩します。一日一歩、ですね。
今日、岩波ブックレット「『主権者』は誰か 原発事故から考える」の見本が刷りあがってきました。手にすることができないのではないかと危惧していただけに、嬉しい。この本で紹介した主権を国民に取り返すための方法が実現されれば、原発問題だけでなく、例えば、医療問題についても、より患者サイドに立った政策を実現しやすくなります。500円+消費税です。一食抜いたつもりで、ぜひ、一家に一冊備えてください。騙されたと思って!(笑)下記の点に関する海外のシステム等を紹介しています。4月12日発売です。
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【ペインコントロール】
夜間の痛みをコントロールするために、①横にならずに、座ったままで寝る方法を選択し、②定期的に目を覚まして乳製品を口にする、こういう生活が続いていることはこれまで何度も説明した通りです。
私がラッキーだったのは、①と②が精神的な負担にならないということです。
①については、もともと、仕事をしていた際、睡眠時間を減らすために、蒲団ではなく、椅子を並べて寝て寝心地を悪くしていましたから、布団で横にならないことはストレスになりません。
また、②については、睡眠時間が短い方が得したという生活をしてきましたから、定期的に覚醒することで、睡眠時間が少なくなっても気にならない。
しかし、私が別の仕事をしており、普通に6~8時間くらいの睡眠をとっていたとするならば、いまのような生活は相当ストレスを感じたはずです。
考えてみると、このことは、癌などの特別の病気にかかったり、そのほかの理由で特別な状況に置かれた際に、それに対応するために日常と違う生活を送らざるを得ないときの心の持ち方を考えるうえで、重要なことかもしれないですね。
調べて調べて、最善と思われる方法をとった場合の生活上の不都合については、その状況を打破するために戦っていることの証だと思うなどしてストレスを感じることを防ぐ必要があるのではないでしょうか?
私の場合、大腸の狭窄はかなり進行しており、便が貯まって大腸が膨らんだときには痛みを感じます。人工肛門を設置すれば、その痛みはなくなるでしょう。もちろん、早期設置も選択肢の一つです。体力があるうちに手術をしておくのも重要だからです。しかし、仮に体力の維持改善が見込めるならば、設置を遅らせることで、人工肛門設置に伴うストレスを避けることができるように、私は思う。人肛門設置のストレスそのものは大したことではないとも思うのですが…。お風呂にもそのまま入ることができるし、単に肛門が新たにできるだけのようですから。ただ、私のいまの望みは、元に戻すことが困難な手術は避けたい、ということなんですね。つまり、奇跡が起きることにしがみついているわけです。もちろん、人工肛門の管理で時間を割くことを防ぎたいという気持ちもあります。行動が鈍くなっているため、高カロリー輸液に人工肛門管理まですることを考えると…。
ですから、便が貯まったときの痛みという不都合については、人工肛門設置を延期するための代償として甘んじて受け入れるほかありません。痛みそのものによるストレスは解消できませんが、痛みに対する気の持ちようを変えることで、痛みに対する不安、不満などのストレスを避けることはできる、そう思っています。
もちろん、もっと痛みが強まったとき、そんな余裕はなくなるでしょう。でも、それまでは、ストレスの貯まらないように対応する努力をしたいと思っています。
【栄養補給】
変わりなしです(高カロリー輸液の点滴の付け外しについてはもうすっかり慣れてきました。できるだけ、普段通りの生活をするという意味でも、付け外しが自分で(あるいは家族の支援を得ながら)できるのは重要ですよね。糖尿病患者の場合は、一般的なようです。製薬会社のさらなる簡便化への努力を期待します)。
徐々に体力が回復しているように思えるのは、この輸液の効果も大きいようです。
【大腸狭窄について】
これは変化なしです(CTスキャンで明らかになった大腸の狭窄進行部分について、酸化マグネシウムを飲んで便の水分量を増して緩めたうえ、お腹を軽くマッサージしたところ、少し流れたような感じで、昼間の痛みがほとんどなくなりました。お腹がばんばんに張っていたのでそれが癌の癒着しているところなどに作用して痛みが酷かったのかもしれません。そうだとすれば、お腹が少しへっ込んだため、痛みが薄れたということになりそうです。どんどん流れてくれれば、人工肛門設置手術は遅らせることができるかもしれません)。
【食事】
食事は変わりありません。便が詰まるのを避けるために食べる量を少なくしているので自炊はしていません。が、食欲はより大きくなっているように思います。ジャンキーなものにも目がいくようになりました。インスタントコロッケカップそば、お湯を入れるだけでできるカレールー…。伊勢丹のデパ地下フードコーナーだけでは、ジャンキーな胃袋が満足しないようです(笑)。
立ち食いソバの時から、コロッケそばを注文することが多かったのですが、組合せとしてはどうかな~と、自分でも思っています。でも、美味いと感じるんだから仕方がないですよね。
【浮腫み】
大きく改善されています。専門の看護師の指導を受け、3種類の包帯で圧力をかける方法を習って実行したこと、高カロリー輸液で血液の浸透圧が高まっていることが原因だと思います。よかった~。
【味覚障害】
相変わらず。(亜鉛をとっているが改善せず。塩味が立ち、ほかの味は弱い。旨みを感じられるのが救い。19日未明の教育テレビで機内食を改善するプロジェクトを取り上げていましたが、この中で、機内の環境では塩味と甘味の感受性は大きく変化するが、旨みの感受性は変化しないため、旨みを重視した機内食を開発したということがレポートされていた。旨みの味覚は、食材そのものによるものだから、調味料から感じる味覚よりも古くから備わっており、それゆえ、あまり変化がないのかもしれないですね)
【320日~323日目の活動】
4月8日、「原発と人権」全国研究・交流集会 in福島」第6分科会@福島大学に参加しました。
福島の人たちの生の声に触れることができ、改めて原発事故の深刻さを認識しました。このことはまた、改めて書きます。
【基礎情報】
プロフィール:年齢49歳 男 ここ十数世代はおそらく日本土着系(広島県出身) 身長約170センチ(少し縮んでいます) 体重約50キロ(大学時代から罹患前までは53キロ±2キロで推移) 独身(結婚歴あり。子供なし) 大卒 専門職(新聞記者後弁護士) 主な病歴としては副鼻腔炎手術 喫煙歴大学在学期間のみ 趣味旅行 氏は、日隅(ひずみ)です。「日隈(ひぐま)」ではありません。一度、宅配の人に「しろくまさん」とドアの向こうで叫ばれて固まったことがあります。「日」の左側の棒が長かったので、「白」に見え、かつ、隅を隈と読み間違えたのでしょうね(笑)
告知:2011年5月25日「余命半年。抗がん剤が効けば1年。効く確率は2~3割」
病名:胆のう癌ステージ4、腹膜播種、結腸など大腸の狭窄数か所、外科治療、X線治療は不適応。基本3治療のうち選択肢は化学療法のみ。(セカンドオピニオンでも確認済み)
進行状況:腹膜播種部分3箇所ほどが増大(最大のものは掌大?)、大腸狭窄進行、転移なし
治療状況
抗がん剤:ジェムザール(点滴)+TS-1(一日2回服用)
免疫:樹状細胞療法+リンパ球療法
丸山ワクチン:A型週5度接種
漢方薬:個人輸入
サプリ:フコイダン、βグルカン、αグルカン(2種)、ビタミンC、梅エキス。青汁と穀物加工型サプリについては、消化力が落ちていること、食事量が限定されていることから、一時停止。
整体など:日本式、中国式、理学療法、鍼灸、ヒーリング
食餌療法:フレッシュジュース、玄米などを中心にした食事をしていたが、12月から食事量が極端に減ったため、食べられそうだと直感するものを食べるようにしている。
【今後の活動予定】
◆4月14日 9:00~10:30
クレヨンハウスの原発とエネルギーを学ぶ朝の教室~Morning Study of Silent Spring~
報道されなかった原発事故
講師 日隅一雄さん(弁護士)
司会 落合恵子さん(クレヨンハウス主宰)
申込→ http://ameblo.jp/nene-tamaranzaka/entry-11199880225.html
◆4月14日 14:00~
NPJ連続対談企画~無制限10本勝負~第5回拡大特別編「バトルロワイヤル・震災報道」→詳細は→ http://www.news-pj.net/pdf/2012/0414.pdf
◆◆◆以下、基本的に毎日掲載しているものです◆◆◆
●新刊2冊のご紹介●
1冊目:本来正確な情報が提供され、それがなされない場合には追及の場となるはずの記者会見で何が起きたのか?
●アマゾンはこちら→ http://ow.ly/8fo8o
2冊目:原発事故でも明らかなように日本では、国民に主権があるとはいえないのが実態だ。海外ではどのような工夫がされているのか?問題点の洗い出しと改善の糸口を紹介しました。ぜひ、一家に一冊!
アマゾンはこちら→ ow.ly/a2Lxz
●補訂したもの●
日本のマスコミがいかに非民主的な環境に置かれているかを指摘ししました。海外ではマスコミを政府に対する市民の番犬として機能させるための仕組みがあります。それらも紹介しています。民主党が政権奪取後の動き、原発報道について補充しました。
●既刊本●
天下りの防止し、行政の隠れ蓑とされる審議会を改革するために、イギリスではこんな方法が採用されていた!
■■■以下の3点は、日本、特に東北・関東の保護者必読です。ぜひ、輪読会をしてみてください■■■
「ICRP Publ. 111 日本語版・JRIA暫定翻訳版」(http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,15092,76,1,html)
「緊急時被ばく状況における人々に対する防護のための委員会勧告の適用(仮題)=109」
(http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,15290,76,1,html)
アメリカ科学アカデミーの文献「BEIR-VII」(Biological Effects of Ionizing Radiation-VII、電離放射線の生物学的影響に関する第7報告)
http://archives.shiminkagaku.org/archives/radi-beir%20public%20new.pdf
◆東電本社の記者会見は、午前11時~正午から、午後6時ごろからの2回となっている。インターネットで生中継と録画配信されている◆
→ ニコ生 http://live.nicovideo.jp/
岩上さんのサイト http://ow.ly/4wCEr
◆東電会見に出席し続けている木野龍逸さんへの支援金の振込先口座は下記のとおりです。
郵便局の振替口座
口座番号は、00100-5-362362
口座名称は、木野龍逸支援の会(キノリュウイチシエンノカイ)
なお、銀行からの場合、
ゆうちょ銀行
〇一九店
当座預金
0362362
にお願いします(できれば郵便局の振替でお願いします)。
【日弁連の東日本大震災・原発事故災害復興支援活動】
→ http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/higashinihon_daishinsai.html
●沖縄への連帯ツイッターキャンぺーン●
【ツイッターアカウント】@BarackObama
【メール】→http://www.whitehouse.gov/contactから
【ツイッター例文】
JAPAN IS NOT US'S COLONY! We won't support US BASE. All US BASE OUT! from our country.
Please HELP Okinawa. 75% of the American bases in JP is in the islands, only 0.6% of JP land. Relocate #Futenma base outside.
Marine in Futenma must go back to your country. There is no place where the base of Marine is acceptable in Japan.
Okinawa and a lot of Japanese oppose the transfer of the Futenma base to Henoko
At least180 MPs of ruling parties say NO to Futenma relocation within Okinawa. Check this http://bit.ly/9jQIW8
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて:Gilbert's Nuremberg Diary)
★News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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