【ブログ引越ししました。従来のブログは→ http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005 です】
315日目:2012年4月2日
【栄養補給】
高カロリー輸液の点滴を自分で針を刺す際に、乗り越えなければならないのが、冒頭の透明ドレッシングだ、ということはお伝えした通りです。この「ボスキャラ」を撃破することに成功しています。一度だけだと偶然ということもあると思ったので、何度か成功するまでご報告を控えていましたが、続けて成功しているので、方法をご紹介しておきます。
まず、針を刺す位置は、左の二の腕の内側部分に埋め込んであるポート(針の受け口)です。さす前はこのような状態になっています↓
ここに針を刺すのは比較的簡単です。刺す際、一瞬、少しだけ痛みを感じますが、ここは思い切って、ブスっと!
そして、刺した後、針に繋がるラインをテープで固定するのがポイントのひとつめ。こうしておくことで(↓)、透明ドレッシングのライン(管)を通す部分にうまく通すことができます。
もう一つのポイントは、針を刺す前に、針の黒い羽を下側に押し下げて癖をつけておくこと。こうすれば、ドレッシングを貼る際に、羽を押し下げる作業を同時に行わなくてよくなり、スムーズに貼ることができるのです。
という、ポイントを踏まえて、ドレッシングを貼った後は、このようになります↓
針を自分で抜き刺しできない場合、お風呂に入る時には、針と針につながるラインをつけたままになるので、それらをビニールなどで保護しなければならない。汗もかくし、ゆっくり入ることができない。でも、自分で抜き差しできれば、針などを気にせず、ゆっくりとお風呂に入ることができるんです!
高カロリー輸液をしている皆さん、御参考にしてください。もちろん、清潔さ、安全性のリスクは自分で負うことになるため、そのようなリスクを回避するために訪問看護師にまかせるというのも一つの方法です。ただし、訪問看護師の訪問時間には自宅にいなければならないという制約が課せられるので、私は自分で抜き刺しすることにしたんですね。
【大腸狭窄について】
これは変化なしです(CTスキャンで明らかになった大腸の狭窄進行部分について、酸化マグネシウムを飲んで便の水分量を増して緩めたうえ、お腹を軽くマッサージしたところ、少し流れたような感じで、昼間の痛みがほとんどなくなりました。お腹がばんばんに張っていたのでそれが癌の癒着しているところなどに作用して痛みが酷かったのかもしれません。そうだとすれば、お腹が少しへっ込んだため、痛みが薄れたということになりそうです。どんどん流れてくれれば、人工肛門設置手術は遅らせることができるかもしれません)。
【食事】
食事は、食べる量が少ないので、自炊は一切していません。①伊勢丹、高島屋、小田急のデパ地下、②新宿の膨大なレストラン・食堂、③デリバリー・出前で注文したものを、もったいないな~と思いつつ、少しずつ食べる日々です。もちろん、冷凍できるものはするのですが、そのときに食べたいと思うものを食べるようにしているので、冷凍したものがすべて消費できるわけではないのが実態です。しかし、もったいないと、食べたくないものを詰め込んだ場合、消化が十分にできません。ここはもう、割り切って考えるほかない、っす。
【ペインコントロール】
夜間の胃酸によると思われる痛みといかに折り合いをつけるか、実は、毎日、格闘しています。というのも、体力が失われているため、気付いたらふっと意識を失って寝てしまっているということがあるため、タイマー設置が必ずできるわけでもなく、また、タイマーがなっても起きられないこともある…。この辺りは、体力が戻れば対応できるのでしょうが、現状ではこれがなかなか…。
1人で療養生活を送ることにはメリットとデメリットがありますが、このあたりはデメリットといえますね。でも、1人だと、周囲を気にせず、痛い時は痛いという表情をすることができます。これは大きい。1人ではないと、どうしても、周りを気遣って我慢すると思うんですよね。
ということで、明日は身につけることができるようなタイマーを買ってきて、毎日、同じ時間帯に音が鳴るように設定してみたいと思います。
【浮腫み】
変化なし(専門の看護師の指導を受け、3種類の包帯で圧力をかける方法を習って実行したところ、改善されました。しかし、栄養が不足すると、血管内の浸透圧が低くなり、血管外に琳派液が出てしまい、浮腫んでしまいます。高カロリー輸液で大幅に改善できると期待しています)。
【味覚障害】
相変わらず。(亜鉛をとっているが改善せず。塩味が立ち、ほかの味は弱い。旨みを感じられるのが救い。19日未明の教育テレビで機内食を改善するプロジェクトを取り上げていましたが、この中で、機内の環境では塩味と甘味の感受性は大きく変化するが、旨みの感受性は変化しないため、旨みを重視した機内食を開発したということがレポートされていた。旨みの味覚は、食材そのものによるものだから、調味料から感じる味覚よりも古くから備わっており、それゆえ、あまり変化がないのかもしれないですね)
【315目の活動】
特になし。
【基礎情報】
プロフィール:年齢49歳 男 ここ十数世代はおそらく日本土着系(広島県出身) 身長約170センチ(少し縮んでいます) 体重約50キロ(大学時代から罹患前までは53キロ±2キロで推移) 独身(結婚歴あり。子供なし) 大卒 専門職(新聞記者後弁護士) 主な病歴としては副鼻腔炎手術 喫煙歴大学在学期間のみ 趣味旅行 氏は、日隅(ひずみ)です。「日隈(ひぐま)」ではありません。一度、宅配の人に「しろくまさん」とドアの向こうで叫ばれて固まったことがあります。「日」の左側の棒が長かったので、「白」に見え、かつ、隅を隈と読み間違えたのでしょうね(笑)
告知:2011年5月25日「余命半年。抗がん剤が効けば1年。効く確率は2~3割」
病名:胆のう癌ステージ4、腹膜播種、結腸など大腸の狭窄数か所、外科治療、X線治療は不適応。基本3治療のうち選択肢は化学療法のみ。(セカンドオピニオンでも確認済み)
進行状況:腹膜播種部分3箇所ほどが増大(最大のものは掌大?)、大腸狭窄進行、転移なし
治療状況
抗がん剤:ジェムザール(点滴)+TS-1(一日2回服用)
免疫:樹状細胞療法+リンパ球療法
丸山ワクチン:A型週5度接種
漢方薬:個人輸入
サプリ:フコイダン、βグルカン、αグルカン(2種)、ビタミンC、梅エキス。青汁と穀物加工型サプリについては、消化力が落ちていること、食事量が限定されていることから、一時停止。
整体など:日本式、中国式、理学療法、鍼灸、ヒーリング
食餌療法:フレッシュジュース、玄米などを中心にした食事をしていたが、12月から食事量が極端に減ったため、食べられそうだと直感するものを食べるようにしている。
【今後の活動予定】
◆4月8日
「原発と人権」全国研究・交流集会 in福島」第6分科会@福島大学
→ http://www.jdla.jp/syukai/genpatusyukai_2011_04.pdf
震災後初の福島入りです。体調が許せば、超ロング討論会になります。
◆4月14日 9:00~10:30
クレヨンハウスの原発とエネルギーを学ぶ朝の教室~Morning Study of Silent Spring~
報道されなかった原発事故
講師 日隅一雄さん(弁護士)
司会 落合恵子さん(クレヨンハウス主宰)
申込→ http://ameblo.jp/nene-tamaranzaka/entry-11199880225.html
◆4月14日 14:00~
NPJ連続対談企画~無制限10本勝負~第5回拡大特別編「バトルロワイヤル・震災報道」→詳細は後日
◆◆以下、基本的に毎日掲載しているものです◆◆
●新刊です。購入していただける場合意、印刷して近くの書店にお持ちください●
●アマゾンはこちら→ http://ow.ly/8fo8o
●以下の3冊は、日本、特に東北・関東の保護者必読の書●
「ICRP Publ. 111 日本語版・JRIA暫定翻訳版」(http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,15092,76,1,html)
「緊急時被ばく状況における人々に対する防護のための委員会勧告の適用(仮題)=109」
(http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,15290,76,1,html)
アメリカ科学アカデミーの文献「BEIR-VII」(Biological Effects of Ionizing Radiation-VII、電離放射線の生物学的影響に関する第7報告)
http://archives.shiminkagaku.org/archives/radi-beir%20public%20new.pdf
◆東電本社の記者会見は、午前11時~正午から、午後6時ごろからの2回となっている。インターネットで生中継と録画配信されている◆
→ ニコ生 http://live.nicovideo.jp/
岩上さんのサイト http://ow.ly/4wCEr
◆東電会見に出席し続けている木野龍逸さんへの支援金の振込先口座は下記のとおりです。
郵便局の振替口座
口座番号は、00100-5-362362
口座名称は、木野龍逸支援の会(キノリュウイチシエンノカイ)
なお、銀行からの場合、
ゆうちょ銀行
〇一九店
当座預金
0362362
にお願いします(できれば郵便局の振替でお願いします)。
【日弁連の東日本大震災・原発事故災害復興支援活動】
→ http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/higashinihon_daishinsai.html
●沖縄への連帯ツイッターキャンぺーン●
【ツイッターアカウント】@BarackObama
【メール】→http://www.whitehouse.gov/contactから
【ツイッター例文】
JAPAN IS NOT US'S COLONY! We won't support US BASE. All US BASE OUT! from our country.
Please HELP Okinawa. 75% of the American bases in JP is in the islands, only 0.6% of JP land. Relocate #Futenma base outside.
Marine in Futenma must go back to your country. There is no place where the base of Marine is acceptable in Japan.
Okinawa and a lot of Japanese oppose the transfer of the Futenma base to Henoko
At least180 MPs of ruling parties say NO to Futenma relocation within Okinawa. Check this http://bit.ly/9jQIW8
●今回の原発事故から、原子力村の実態、大手マスメディア経営陣がそれに取り込まれている実態が明らかとなりました。この実態を打破するための仕組みを紹介した拙著を紹介させていただきます。もし、このブログをお読みの方でまだ、これらの本に目を通されていない方は、最寄りの図書館にリクエストしてお読みください。外国でどのような対策が実行されているかがお分かりいただけると思います。今後、3・11の再来を防ぐための具体的な方法のいくつかだと確信しています。
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて:Gilbert's Nuremberg Diary)
★News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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